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ほとんどの木製品は製材品から 

製材品とは丸太を鋸で挽いた角材や板材のことです。

製材品の需要は木材の総需要の約35%占めていて、量的にはパルプ・チップ用材に次いで多くなっています。

しかし、木材の利用というイメージでは、製材品がもっともポピュラーな形と言えるでしょう。

製材品の用途は建築材・家具材・建具材・梱包材・土木材等じつに多種多様です。

ほとんどの木製品が製材品を利用したものなのです。

小さいものでは蒲鉾板や下駄の材料もすべて製材品であり製材工場で作られます。

製材品の価値を決まる指標として材の美観がもっとも重視されております。

特にポイントとなるのはの有無で、優良材の産地では無節材を生産するために若木のうちから枝打ちが行われました。

枝打ちや間伐には成長をコントロールする目的もあり、手塩にかけて育てられた晩材は年輪の幅が一定でしかも細かく、製材するとそれはすばらしい木目が現れます。

色合いも重要で木挽き職人による手作業で製材が行われることもあります。

ただ、最近はこうした美観上の価値と共に強度含水率といった性能面の価値も重視される傾向があります。

構造材で壁の中に隠れる場合ならそれも合理的と言えるでしょう。

最近は節ありの材のほうが天然木らしさがあるからと好まれる方もいらっしゃいます。

含水率20%以下が目安 

木材は乾燥が進むと狂い反り、割れといった変形が生じます。

そのため、使用前にはよく乾かすことが必要です。

木材の乾燥方法には天然乾燥人口乾燥の2種類があります。

天然乾燥では製材した木材の間に小さな木(桟木)をはさんで空間が空くようにして積み重ね(桟積み)、空気に当てながら時間をかけてゆっくりと乾かしていきます。

太さ、厚みのあるものは何年もかかります。

製材する前の乾燥処理として、立ち木(立木)を伐り倒した後、葉を付けたまま何か月もそのままにして、葉から水分を蒸発させる葉枯らし乾燥を行う場合もあります。

人工乾燥では温度の高い蒸気やマイクロ波、遠赤外線を木材に当てたり、除湿装置を利用したりして強制的に木材の水分を蒸発させます。

乾燥装置でもっとも普及しているのは蒸気式乾燥機で、特に最近は木材表面の割れを防止するためのドライングセット(120℃くらいの高温蒸気で表面を急激に乾かして割れにくくする)が行われるケースが増えています。

ただし、そのまま高温状態を続けると、内部に割れが生じるため、セット後は温度を下げたり、高周波に切り替えたりといった措置が取られます。

一般に乾燥材の含水率は20%以下が目安になりますが、天然乾燥は25〜30%程度でも乾燥材として扱われます。

家具や建具、木工品の場合は高い寸法精度が必要なため、より低い含水率が求められます。

天然乾燥 サンプル.JPG

弊社の桟木をはさんでの天然乾燥

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